電車(幽遊白書編)

電車(幽遊白書編)

"ガヤガヤガヤガヤ…"

「なんなんだよこの電車…うるせーな…」
「賑やかでいいじゃない幽助…ねぇぼたん?」
「そうそう…の言う通りだよ!それにあたしたちだって人の事言えないよ?」
「あぁ?何処がだよ?俺達は静かだろ…
ってあ〜〜〜!!!てめー桑原!!人の弁当まで食うなよ?!
「…あ?おめぇいつまでもくわねーから、いらねのかと思ったぜ…」
「てめ?!吐きやがれ!!!」
「ば〜か!お前俺が吐いたもん食うきか?」
「いいから返しやがれ?!」
「……何処が静かだいまったく…(汗)」
「賑やかでいいよぼたん(笑)」
「…それにしてもなんなんだあの時代錯誤な奴等は…」
「飛影…あの位の時代錯誤ならまだいいよ…向こうの五人組みの一人はすぐに発砲しているよ…(苦笑)」
「…まさかあいつ等と同じ所に行くなどと言わないだろうな?」
「さぁ?案外一緒かもね…(苦笑)」
「でも、あの人達み〜んなカッコイイね…」
?!お前あんな奴等が好みなのかよ?!」
「え?そ、そんな事ないよ和真!!!」
「でもよ、あいつ等と一緒にいる子は可愛いかもな…浦飯の卵焼きも〜らい♪」
「くぉら桑原!!!人の卵焼き食うなよ!!!テメ!俺に肉団子よこせ!!!」
「嫌だね♪」
「…はぁ…まったくあんた達は…」
「大丈夫ぼたん?もう疲れてそう…(苦笑)」
「疲れたよあたしは…(汗)」

そんな騒がしい座席の隣を数人がかけぬけた。

「おい?!あっち行ってみようぜイノリ!!」
「待てよ天真!ぅわ?!なんなんだよこれ!!安定とれねーじゃん!!!」
「大丈夫イノリ君?」
「平気だよこれくらい!」
「ったくだらしねーな…先行くぞ!!」
「待てって?!」
「待ってよ天真先輩?!」

それからすぐに綾子が不機嫌そうな人とやけに楽しそうな人を連れて座席を横切ろうとした。

「あれ?綾子ちゃんじゃないか?」
「あ、ぼたんさん!!ここに座ってたんですか♪」
「お?ここにも可愛い子が二人も座ってるじゃん♪」
「え…?」
「ねぇ君名前なんて言うの?」

悟浄のをナンパするような発言に今まで騒いでいた幽助・桑原、
そして他の座席を観察(?)していた飛影がいっせいに不機嫌そうになった。

「あ…(汗)ちょっとごめんなさいぼたんさん…
他の女の子に手を出したら永華に殺されるよ悟浄!
あ〜?!三蔵こんな所で煙草吸わないで下さいよ!!!
この車両禁煙なんですから!!!じゃ、またのちほど…(苦笑)」
「また会おうぜ♪」
「はいはい行くよ悟浄!タバコ吸いたいんでしょ?!」

綾子は二人を連れてデッキに消えた。

「…どうやら同じ所に向かいそうだね彼等も…(汗)」
「…何が休んでこいだ…あれと一緒ではどう考えても休めるわけないだろう?!」
「まぁまぁそうピリピリしないで飛影…結構いい人そうだったじゃ…」
『何処が?!』

自分の立場を理解していないの発言に四人が同じ事を叫んだ。
そんなこんなで電車は目的地へと進んで行くのであった。



騒がしそうですねこの車両・・・(汗)
美形ぞろいではありますが・・・(苦笑)