電車(最遊記編)

電車(最遊記編)

"ガヤガヤガヤガヤ…"

「…なんなんだこの団体は…」
「み〜んな私達と行き先一緒ですよ♪」

綾子はこの団体に混ざっていた。

「マジかよ〜…なんなんだあの時代錯誤団体は?ん?でも、あの子二人とも可愛いじゃん♪
おぉ?あっちの子も結構…」
「悟浄〜〜〜(怒)」
「げ…(汗)冗談だよ冗談!お前が一番可愛いに決まってるじゃん♪」
「どうだか!」
「そうですよ。悟浄の言葉はあまり信じない方がいいですよ?」
「何言ってんだよ八戒?!」
「…まぁまぁ二人とも喧嘩しないで…(苦笑)」
「三蔵ぉ〜腹減った〜」
「何?お前今弁当食ったばっかだろう?!」
「あんなんじゃたんねーよ悟浄!」
「あっそ…(汗)しかたねーな…ほれ、俺の食え胃袋猿。」
「なんだよその胃袋猿って?!」
「あ?お前体ん中胃袋しかねーだろ?」
「ちゃんと他の器官もあるよ?!」
「例えば?」

悟空が悩んでいる横をあかねと永泉と頼久が通って行った。

「たとえば…??たとえば…胃だろ?腸だろ?」
「…全部食う事に関する器官だろそれ…(汗)普通心臓だの肺だのって出てくるだろ?!」
「あそっか…」
「はぁ…本当に脳みそ胃袋猿だよなお前…(汗)」
「な…なんだよ!お前だって色ボケ河童だろ?!」
「なっ?!テメなんて事を!!!」
「ちょっと…二人ともいい加減にしないと…」

が止めるも虚しく三蔵が三発発砲した。

「ぅお?!」
「あぶねーだろ三蔵?!」
「いい加減にしやがれ(怒)これだけ煩いんだ、少しは静かにできんのか貴様等は?!」
「…それを二人に言う方が間違っているような…」
「…何か言ったか八戒(怒)?」
「いいえ何も?あ、見て下さい♪景色が綺麗ですよ♪」
「あ、本当だ!!」
「…っち…」
「あ〜?!三蔵この車両禁煙なんですよ!!!煙草吸わないで下さい!!!」
「あ?んなこと知るか…」
「知ってください!悟浄もタバコ吸いたいんなら、こっちに来て下さい!ちょっと行ってきます…」

綾子が三蔵と悟浄を連れて消えた。

「なぁなぁあいつ等すげ〜強そう?!」
「…あのね悟空…戦いに来た訳じゃないんだから…(汗)」

は悟空があの中の誰かと戦う事がないようにと祈り始めた。
騒がしいまま電車は目的地へと進んで行った。



禁煙車両に乗せられた悟浄と三蔵・・・
地獄ですねきっと・・・(笑)
それにしても・・・本当に騒がしそうな車両・・・(汗)