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5月23日〜飛影バージョン〜

「おい…」
「っ?!いきなりあらわれないでよ飛影!!」
「いきなりじゃない…」
「どう見てもいきなりじゃない…」

突然窓から現れた飛影はいつになく部屋にはいってきて座り込んだ。

「どうしたの?」
「…別に…」
「…いつもと様子が違うんだけど…」
「いつもと違うわけないだろう…」

…私の部屋に入ってきて座る事自体いつもと違うんだけどな…

「何かあったの?」
「ない。」
「…じゃあ、何か用?」
「用はない。」
「じゃ、なんで来たの?」
「…理由もなくお前に会いに来てはいけないのか…」

飛影は赤くなって私から目をそらした。飛影可愛い!!

「そんな事ないよ!うれしいよ飛影!」

私がそう言うと、飛影は益々赤くなった。

「…今日妙な噂を聞いた…」
「噂?」
「…今日は…」

私は段々声が小さくなっていく飛影の言葉を聞こうと近づいた。

「………」
「どうしたの?」

飛影は少し黙って私の顔を見ていた。
私が不思議に思っていると、いきなり頭をつかみ私にキスをした。

「?!」
「……これの日だそうだ…」

飛影はすぐに私を解放した。
私は顔から火が出るんじゃないかと思うくらい顔を赤くして、飛影を見た。

「…こ…れって?」
「今した事だ!」

今した事?キス??

「今日ってキスの日なの?!ってか、そんな日あったの?!」
「さぁな…俺は噂で聞いただけだ。」
「噂って…あのね…」
「…噂でも…お前が他の奴等とその…」
「私が飛影以外とする訳ないじゃない!!」

私は真っ赤になってそっぽを向いている飛影を抱きしめた。





飛影:貴様ぁ〜
綾子:なんで怒ってるんですか飛影さん!!
飛影:なぜこんな文しかかけないんだお前は!!!
綾子:そう言われましても・・・(汗)
なんか私が書くと、飛影さん段々可愛くなっていくんですよね・・・
飛影:か・・・かわいいだと?!ふざけるな!!!
綾子:あぁ?!どこ行くんですか!!
もう・・・やっぱりあれって照れ隠し・・・
飛影:いらんことを言うな・・・
綾子:はい・・・(汗)
(UP日・・・7/30)