ドリー夢小説
旅立ち
しばらくして、三蔵一行は出発する事になった。
も荷物をまとめて家の外に立っていた。
「…ジープは森を抜けてからですね…」
「そうだな…これ以上沙羅ちゃんに傷を増やしたくないもんな…」
「沙羅に触るな…」
手をつなごうとした悟浄の目の前にが立ちはだかった。
「…大丈夫。いろいろ本当にありがとう…」
そう言うと沙羅はに強く抱きついた。
「…俺も…ありがとうな沙羅…元気で…」
もまた沙羅を強く抱きしめた。
そして、三蔵一行+は村を旅だった。
「なぁ…そう言えば、俺あんた等全員の名前知らないや…」
「え?マジで?」
「俺悟空!!宜しくな!!」
「俺は悟浄…沙悟浄だ…」
「僕は猪八戒です。よろしくお願いします。」
「あれ?三蔵は?」
「俺は知ってるだろ…」
「気をつけてくださいね…このパーティには大飯食らいの野生児にいろいろと問題大有りなエロ河童、
すぐ発砲して『殺す』・『死ね』が口癖のとんでもないお坊さんがいますから。」
「言ってくれるじゃん八戒…お前が一番危ねぇだろ笑顔魔人が!」
「嫌だなぁ何言ってるんですか悟浄は…」
「…ぷっ…あははははお前達って本当に面白い奴らだな!!」
「なぁ…」
「なんだ悟空?」
「やっぱ笑った方がいいぜ?」
「…え?」
「笑った顔の方が断然いい!!なんか…湖みてぇ!!」
「み…湖??」
悟空の意外な言葉に全員が悟空の方を見た。
「ああ!月の光にきらきら光夜の湖だよ!!」
「…なんかさ…悟空ってたま〜にすっげー殺し文句言うよな…」
「…不意打ち的に言いますね…」
「まぁ今回の場合相手は男だけどな…」
「湖か…サンキュ悟空。」
悟空の答えに皆苦笑していた。
「ああ!なぁそれよりまだかよ?まだ森抜けねぇの?」
「ああ。まだだぜ…たまにはいいだろ禁煙も?お前等毒の塊っぽいもんな…」
「言ってくれるねぇ…」
「(怒)」
「でも、の言う通りですね…これから期間決めて定期的に禁煙しましょうか?」
「上手く行けば煙草止められるぞ?」
『地獄だ』
「周りにいる僕達にとっては天国ですけどね♪」
「…俺を殺す気か八戒?」
「吸わせたくなかったらイライラさせるな…」
「悟浄は殺してみたいですね…三蔵をイライラさせてるのは僕ではなく…」
「あぁ!!上手そうな木の実!!」
「あぁぁぁ!!!それは食うな悟空!!!止めろって!!!」
走り出した悟空にが止めに走った。
「…彼じゃないんですか?」
「はぁぁぁあのバカざる!!」
「三蔵…ここでは発砲禁止だからな…」
「分かってる…!!」
「…こりゃ森抜けたあとが大変だ…」
こうして三蔵一行に新しい仲間が加わったのだった。
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